冬の白神岳登山

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3月2日。冬の登山と書いたが、3月は冬だろうか。

春かもしれない。

今回で、通算8度目の白神岳登頂。

一週間前は、新雪ラッセルと降雪のため、無念の途中下山をした。

今回は、先行者の踏み跡をトレースし、比較的楽に登ることができた。

単独冬山登山の難しさを実感している。

米代川橋梁@五能線

そういえば最近、撮り鉄してないなと思い、

久しぶりに行ってみました。
ところが、列車は、定刻通りに来ませんでした。
吹雪でもないのに。

いつも、フラれる度に思います。
私が間違っていたのかもしれないと。
でも、何度も何度も時刻表を見直したし、いつもこの時間に走っているのを見ているし。

さて、なぜでしょう。

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最近、「経験したことの無い◯◯」という言葉をよく耳にするようになりましたが、
昨日の新聞に、近い将来、これまで経験したことの無い新たな高温時代に突入するとの記事が載っていました。
既に北極海の航路や資源を巡って動き始めているとか。

地球のスケールで考えた場合、温暖化はじわじわと進行しているでしょうから、
仮に今完全に温室効果ガス排出をゼロにしたとしても、温暖化は止まらないんでしょうね。
小さな努力も大切ですが、ここまで来ると何か画期的な措置でなければ解決することは
難しいのかもしれません。

「人間は科学の力によって地球環境を悪化させたが、それを救うのもまた科学の力である」

という感じの言葉を昔何かで読んだことがあります。
いまだに、漠然と、私個人的には、そうであることを祈りたい気持ちが心のどこかにあるのですが、
科学技術の革新では、地球環境を救うつもりが逆に新たな環境問題を生み出してきた歴史もあります。

氷河期が来てプラスマイナスチャラになったりしないでしょうか。

それとも熱帯地方の人から順に、少しずつシベリアに移住するとか。

冷暖房費削減のため、青森に住む寒いのが嫌いな人と、沖縄に住む暑いのが嫌いな人をとりかえっこするとか。

は、すみません。

でも、温暖化は悪いことではないとおっしゃる学者さんもいらっしゃいますから、
温暖化の恩恵に与る暮らしというのもまた良いのではないかと思いたいものです。
吹雪や大雪で五能線にフラれることも無くなるかもしれません。

くれぐれも、温暖化防止だけのためにあわてて変なこと(原発とか)をしないでほしいものです。

個々に見て行けば大変なことがいろいろあるかもしれませんが、
大局的に見ればきっと、価値観がちょっと変わるだけで、なんとでもなることなのかもしれません。

やはり、シベリアかもしれません。あ、アラスカでしたっけ?。

北海道で稲作が可能になったように、ツンドラ気候で稲作が可能になる時代が来るかもしれません。

ブルーウェーブ

 県境の秋の波です。

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海の青さと波の白さは、空の青さと雪の白さに似ています。

私のブログを、ことあるごとに「無愛想なブログ」だとおっしゃる方がいまして、
そんなことないんだよとご理解いただくべく、最近、無愛想脱却キャンペーン実施中です。
なるべく写真だけじゃなく、文字を駆使する方向で。

ブルーウェーブについて。

オリックスブルーウェーブの由来となった「青い波」は、どんな波だったのでしょう。

日本海の端っこのこんな波じゃなく、瀬戸内海の真ん中の穏やかな波でしょうか。

ブルーウェーブと言えば、イチロー選手の若かりし頃、彼の振り子打法をワクワクしながら観ていました。
シアトルマリナーズに渡ってからは、さらにワクワクしながら観ていました。
mlb.comさんには、仕事中にもかかわらず、だいぶお世話になったような気がします(汗)。

英語が全くダメな私でしたが、mlb.comのお陰で、少しだけ英語を勉強させていただいたような気もします。

そういえば、今年の春、八甲田へ行った際、誰も居ないロープウェー山頂駅の食堂では、
テレビの音だけが響いていて、MLBの試合が放送されていました。
ちょっと前の私だったら、八甲田どころじゃなく、テレビの中のイチローや松井にかじりついていたと思いますが、
このときは、見るでもなくテレビの近くの席に座り、コーヒーを飲んだのを覚えています。
おしるこを食べたのも覚えています。

 

 

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今ではmlb.comを開くことも無くなりました。
松井選手も引退したし、イチロー選手も衰えを隠せない状況になってきたようです。
私は何をしたわけでもありませんが、彼らと同じ時代に生きられたことをとても幸せに思います。
一時期、松井選手の引退や、イチロー選手の成績不振を受け入れたくない自分がいましたが、
最近は彼らの気持ちを少しは理解できるようになってきたように思います。

いつかまた、あの頃のようなワクワク感を感じる日は来るでしょうか。
イチローと松井がコンビを組んでコントとかやったら、ワクワクするかもしれません(笑)。
一度、新春対談だったか、1時間ぐらい二人だけで対談したことがありましたが、結構笑えました。

松井がボケでイチローがツッコミでした。

あ、今日は何か野球の話になっちゃいました。

営業マンが営業先でしてはいけない三大禁句は、野球と政治と宗教でしたっけ。
私は営業マンじゃないので関係ないですね。
というか今はそんな時代じゃないですね。

いつも目を充血させてPCに向かってテンパって仕事をしている私に、
不自然なぐらい大袈裟な笑顔を見せてくれる営業マンがうちの会社に来るのですが、
確かに野球と政治と宗教の話はしませんね。
というか、営業で野球と政治と宗教の話をする営業マンてどんな営業なんでしょうか。

試しに野球の話をしたらどうなるでしょうか。
もっと大袈裟に笑ってくれるでしょうか。
それとも笑顔が消えたりして(苦笑)。
あ、私が営業マンに営業する必要はないですね。

・・・。

何の話でしたっけ?
野球の話でしたね。
子供の頃は、鮮烈デビューの原選手や、甲子園の桑田清原を夢中で追いかけていたような気がします。
いつの間にか皆引退し、今年は前田選手とか宮本選手とか、同世代の名選手たちが続々と引退していきます。私もそろそろ引退でしょうか(何を?)。
私より年上で頑張っているのは山本昌選手ぐらいでしょうか。
(ところで「山本昌(ヤマモトマサ)」って、いつも「山本昌」って呼ばれてますが、本名は山本昌宏なんですよね。なんか、中途半端な略し方だと思いませんか。そこまで言ったら、「ヒロ」付で最後まで言ってあげたら?といつも思いますが、もう30年。彼はすっかり「ヤマモトマサ」ですね。)

 

f:id:fujita2444:20131004075455j:plainそんな感じで、来シーズンは、奇跡の40代現役、山本昌に注目していきたいと思います。


あ、その前に、東北楽天ゴールデンイーグルス(←長い)、リーグ優勝おめでとうございます。
東北復興に勇気を与えてくれますね。
田中将大選手が「タナカマサ」と呼ばれることはありません。)
私は巨人ファンですが、この際、巨人を倒して日本一になって欲しいものです。

東北の本格的な復興はこれからですね。

 

舞茸の話

 

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舞茸の話。
 舞茸はナラの木に生ります。
 初めての舞茸採りは、祖父が毎年採っていた木の場所を祖母から教えてもらって実現することができました。以降、祖父が知っていたナラの木を、祖父の日記を解読しながらコンスタントに舞茸を採ることができています。
 きっかけは10年前、山と共に生きた祖父の死後、舞茸を誰も採ってきてくれなくなったので、
やむを得ず、私が山へ入るようになりました。
舞茸の場所は、親兄弟にも教えないそうなので、この辺のキノコ男たちは、行き先も教えずに1人で山に入ります。
 
 祖父の死んだ翌年の秋、9月22日のことでした。
祖母が独り言を言いました。
祖母:「あそこのマイタゲ、そろそろおがってらべな~。」
私:「あそこってどこ?」
祖母:「××の山の○○」
私:「おろ~~」
祖母:「あそこの山の沢ケンドがら、うって行げば、おっきた栗の木あるんだね。
そっから右さ入って行げば、左がら沢流れで来るんだばって、沢、越えねぇで、
デワの方さデワの方さ下りでしばらく行げばいい。
そうすれば、2本、並んで1本だげ腐ったナラの木があるはんで、その足元をぐるっと回って見れ。」
私:「了解いたしました。」

で、嘘みたいな本当の話ですが、その言葉通り、マイタケをゲットすることができました。
今思うと、ビギナーズラックってやつでした。

それからは、祖父の日記を読んだり、葉が付く前の見晴しの良い時期に山を歩いてナラの木をリサーチしたりしながら、
もうかれこれ8年、毎年舞茸を採ることができています。あと2年ぐらいで、一人前のキノコ男になれるかもしれません。
 
 ただ、毎年採り続けてはいるのですが、他に少なくとも数人の人が同じナラの木を知っているようで、私が採る前に採られていることもしばしばあります。大きくなるまで待とうと思い、採らずに残して来ると、いつの間にか無くなっているのです。最初はよく分からなかったのですが、10年近く観察してみると、私だけが知っているナラの木というのは、残念ながら1本も無いということが分かって来ました。
 毎年確実に食べごろの舞茸を採るには、どうにかして誰も知らないナラの木を見つけておきたい。
春先の見通しの良い固雪の時期に、何度か山を歩いてナラの木を探してみましたが、標高の高いところには、ナラの木がほとんど無いことが分かって来ました。
 ということで、今度の冬には、標高の低いところに的を絞ってナラの木を探して歩こうと思っています。そんな訳でこの秋も、新たな開拓をせず、今知り得ているナラの木だけを巡ることに専念しています。
 他に少なくとも数人の人が同じナラの木を知っている、と書きましたが、最近、その数人の中の一人に山で遭遇しました。山の中は薮になっており見通しが悪いため、姿は見えにくいのですが、ガサガサ、ドシドシと人が歩く気配は遠くからでも分かります。誰かいるなぁと思いながらかまわず舞茸探しをしていると、向こうから「オーイ!」という声がしました。私も「オーイ」と返事をしました。「舞茸あったかー?」と聞かれたので、「あったどー!」と答えました。
すると、
向こう:「あらぁ?」
私:「ん?」
向こう:「ちゅおりんだがー?」
私:「あー。んだー。」「なんだ、おじさんかー(苦笑)。熊かと思ったよ(爆)。」

祖父の息子と祖父の孫による舞茸争奪合戦でした(笑)。
ライバルは、意外にも身近に居ました。